最近、発酵食品が話題になっています。
発酵とは、様々な微生物やその酵素の働きによって
食物の中の炭水化物やタンパク質などが分解され、
我々人間にとって良いものになることを言います。
こうして生まれた食品が「発酵食品」と呼ばれ、
醤油や味噌、酒、パン、漬物など、私たちの
生活に欠かせないものになっています。
植物発酵エキスとは、野菜、ダイズ、玄米、キノコ、
海藻など多種類の天然素材と黒砂糖を仕込み、
2年以上もの歳月をかけて2段階の発酵により
熟成させたもので、次の3つの有用性があります。
1. 発酵過程で微生物が作り出す酵素により、
原料植物の栄養素が低分子化されています。
2.微生物が作り出す分泌物など健康に役立つ
いろいろな有用成分を豊富に含んでいます。
3.原料植物に含まれるあくやアレルゲンが
微生物の発酵によって分解されています。
参
考サイト:
では、この発酵食品の「発酵」とは、いったい
どのようなことをいうのでしょうか?発酵とは
簡単に説明すると、微生物およびそれらの酵素が、
食材に含まれるデンプンや糖、タンパク質などを
分解・合成し、新たな成分を作りあげることです。
この人間にとって有用な食べ物と変化することが
「発酵」で、もとの食材にはない美味しさや、
有効成分を加えて栄養価を高くし、保存性が
良くなったものが「発酵食品」です。これと
似たような現象で腐敗があります。腐敗は人間に
とって有害なものが作り出される現象で、
どちらも微生物が関与していることが特徴です。